政府の原発汚染水放出方針に、市民団体が怒りの抗議

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原発汚染水の陸上保管を求めている福島県の市民団体「これ以上海を汚すな!市民会議」が11日日曜、いわき市小名浜のアクアマリンふくしま近くで緊急スタンディングを行い、海洋放出反対を訴えました。

日本政府は13日にも海洋放出方針を正式決定する見込みですが、海洋放出方針を巡っては、全国漁業協同組合連合会(全漁連)が「絶対に容認できない」との立場を表明するなど、反対の声が相次いで上がっているほか、福島県内の市町村議会も約7割が、反対決議や政府に慎重な対応を求める意見書を可決しています。

原発の汚染水を浄化処理した水は、水中に含まれる62種類の放射性物質は取り除かれるものの、トリチウムは残るとされています。

スタンディング参加者らは約1時間にわたる抗議行動の最後に、全員で「ふるさとの海を守れ!」、「漁業を守れ!」、「子どもたちを守れ!」とシュプレヒコールを上げました。

 

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