東京五輪開催を目前に揺れる日本、開催準備進むも医療現場は複雑な心境

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東京五輪開催まで1ヶ月を切った日本で、開催準備が進む一方で医療現場は複雑な心境を隠せない状態となっています。

競技場・開催会場や選手などを受け入れるホテル、空港といった場所では、感染対策とセットでの受け入れ準備が着々と進められています。

一方で、既にコロナ感染者の増加により、その受け入れ・収容で逼迫している医療現場は、これ以上の負担はできない現状を目の前に、戦々恐々としています。

これに関して特に、東京都豊島区にある大同病院の島本悦次病院長は、「当直医が足りない」などとして深刻な懸念を示しています。

既に入国している選手・関係者の間に感染者が出ている中、各国から多くの選手・関係者が集まる大会本番が、感染のクラスター源になりかねないとして、政府が謳う「安心・安全な」大会とは裏腹に、日本は多くの不安を抱えたままの開催を迎えることとなりそうです。

 

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