ソレイマーニー司令官の殉教一周年記念式典が、一部の地域諸国で開催

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抵抗の司令官であったソレイマーニー氏とアルムハンディス氏の殉教一周年を記念する式典が、イエメン、シリア、レバノン、イラクで開催されました。

2日土曜はイラン暦1399年デイ月13日にあたり、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官の殉教記念日でした。

ソレイマーニー司令官は昨年1月3日、イラクの政府関係者の公式な招待により同国を訪問した際、同行するイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受け、殉教しました。

イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、イエメン市民は2日、同国の政府関係者らとともに、同国首都サヌアで開催されたソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官の殉教一周年記念式典に参加しました。 

イエメン駐在のイールルー・イラン大使は、「ソレイマーニー司令官の悪夢が、永遠にアメリカを追い続けるだろう。そして占領者アメリカが、この地域に存在する時代は終わりを迎えている」と述べました。

イエメンのムフティ(イスラム教の宗教指導者)であるシャムスディン・シャラフディン師もこの式典で、「イエメンでのソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官の殉教記念日を祝うことは、イスラム共同体の運命と立場の統一性を示すものである」と述べました。 

同じくこの日、ソレイマーニー司令官とイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官の殉教一周年に合わせて、イラクではバグダッドや他の州で大規模なデモが行われました。

このように、イラクのさまざまな地方で、イラク領土からの占領軍の即時追放に焦点を当て、ソレイマーニー司令官の殉教一周年を記念する民衆による正式な式典が開催されたのです。

これに合わせるように、イラクの首都バグダッドなどの同国のさまざまな都市の通りや高速道路などには、殉教した2人の司令官を描いた大きなポスターや看板が飾られました。

イラクの政党ヒクマ潮流の党首アンマール・ハキーム氏はメッセージの中で、抵抗の司令官を殉教させるという米国の行動は、イラクの領土主権の侵害であるとしました。 

一方、昨年12月31日にはレバノンの首都ベイルートの南部郊外で、殉教したソレイマーニー司令官の実娘ゼイナブ・ソレイマーニーが出席して、同司令官の追悼式典が行われました。

レバノンのシーア派組織ヒズボッラーの中央評議会のメンバーであるナビール・カウーク師は、この式典で、「地域諸国のすべての勝利の中に、ソレイマーニー司令官の足跡が見て取れる」と強調しました。 

一部のパレスチナ人活動家は、SNSの個人アカウントにソレイマーニー司令官の写真を投稿し、この偉大な抵抗の司令官への追慕の念を寄せました。

 

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