アメリカで、連邦レベルでの女性の死刑が焼く70年ぶりに執行されました。
フランス通信が13日水曜、報じたところによりますと、米司法省は同日、1953年以来となる連邦レベルでの女性の死刑を執行したことを明らかにしています。
今回は、インディアナ州テレホートで刑が執行され、リサ・モンゴメリー死刑囚(52)が処刑されました。
同死刑囚は2004年、インターネットで知り合った犬のブリーダーをしていた女性(当時23歳)に子犬を買いたいともちかけ、女性の自宅を訪問し、妊娠中だった女性の首を絞めて殺し、遺体の腹部を切って胎児を取り出し連れ去った罪に問われており、連邦地裁から2007年に死刑を宣告されていました。
モンゴメリー死刑囚の弁護団は、子どもの頃に受けた虐待が原因で、同死刑囚が複数の精神問題を抱えている可能性を指摘しており、これによりこの死刑囚の執行が停止されていましたが、最高裁が13日執行を許可しました。
アメリカを含め世界的に死刑執行が減少する中、トランプ現政権は昨年7月、17年ぶりに連邦レべルでの死刑執行を再開しており、以来異例のペース死刑を連続執行しています。
インディアナ州の刑務所で薬物注射による死刑が執行されたのは今夏以降10人を数えており、また今週にはモンゴメリー死刑囚の他、2人の男性死刑囚の刑執行も予定されていましたが、新型コロナウイルスへの感染が原因で、火曜12日に延期が決定しました。
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