オーストリア・ウィーンでの核合意合同委員会会合でイラン協議団の団長を務めたアラーグチー外務次官が、「今回の協議を時間稼ぎで長引かせたり、消耗戦のようにすることを、我々は何者にも許さない 」と述べました。
20日火曜に開催された今回の会合では、核合意当事国の各協議団の代表が、技術協議の最終状況および、協議継続の方法や前文草案を検討しました。これらの協議は来週も続けられることになっています。
イルナー通信によりますと、アラーグチー外務次官は20日火曜夜、アメリカが全ての制裁解除に向けて行うべき諸々の措置が実行に移されるよう、イラン協議団は努力を重ねているとし、「制裁解除は検証されねばならず、イランはその次の段階として自国の措置を行う」と述べました。
続けて、「核合意合同委員会の全メンバーが結果を手にすることを望み、この合意が完全な形で復活して実施されるよう努力している」と説明しました。
そして、しばらく前から段階的な方法は放念されており、協議では全員が最終的、または決定的な措置について集中して話し合ったとして、「検証方法が確定した後に、米国がいずれの期日と方法で核合意内の自国責務に復帰しイランがそれに続いて措置を取るかを、はっきりさせなければならない」と述べました。
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