厚労相、「早ければ7月中にもワクチンの一般接種開始へ」

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新型コロナウイルスのワクチン接種について、田村厚生労働大臣が「早ければ7月中にも一般接種を始める地域が出てくる」という認識を示しました。

NHKによりますと、田村厚労相は、閣議の後の記者会見で、「高齢者への接種が終わるところが出てくれば次の段階に入っていくので、高齢者向けに続いて、早ければ7月中にも、基礎疾患のある人や一般の人への接種を始める地域が出てくる」という認識を示しています。

また、接種の担い手が不足する地域では、研修を受けた歯科医師にも特例で接種を認めるとしたうえで「安心してワクチンを接種してもらえるような体制を各自治体は作ってほしい」と述べています。

その一方で、インドで確認されている変異ウイルスについて「現時点では、感染性やワクチンの効果に関して、十分に確認されていない。引き続きゲノム解析をして、どのような影響があるか確認していきたい」と述べました。

日本の報道各社によりますと、田村氏は今月25日のテレビ番組でも、65歳以上の高齢者に続いて予定している一般の人への新型コロナウイルスワクチン接種について、「ワクチンの量があれば」7月中に開始する可能性はある、と述べていました。

なお、高齢者向けのワクチン接種をめぐり、菅総理大臣は7月末までを念頭に終えられるように取り組む考えを示しています。

 

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