NASA米航空宇宙局が、超軽量小型ヘリコプター「インジェニュイティ」のローターの回転テストが成功したことを明らかにしました。
フランス通信が10日報じたところによりますと、NASAは9日金曜、このニュースを発表するとともに、「重量1.8kgのインジェニュイティは米東部時間11日午後10時54分に離陸、初飛行する。離陸後、垂直に地表から3メートルの高さに上昇して30秒間ホバリングし、機体の向きを変えて2月18日にインジェニュイティを下部に取り付けた状態で火星に着地した探査車『パーシビアランス』を撮影し、再び地表に下りる。事前のプログラムに従って自律飛行することになっている』と表明しました。
これが成功すれば、地球以外の惑星における制御された動力飛行としては史上初の快挙となります。
インジェニュイティの運用責任者、ティム・カナム氏は記者会見で、「ヘリコプターの状態)は良好で、健全な様子だ。昨晩、毎分50回転で、非常にゆっくりと慎重にブレードを回した」とコメントしました。
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