アメリカ･ミネソタ州ミネアポリスで、警察が違反行為をした1人のドライバーに発砲したことから、暴力的な抗議行動に発展しました。
複数の報道によりますと、車を運転していた20歳の若者が警察から逃走した結果、警察官が発砲して車は衝突し、救急隊が懸命の努力をしたものの、運転手は死亡しました。
SNS上に公開された動画からは、警察の暴力に抗議する人々が警察の張り巡らした現場への立ち入り禁止テープを破り、警官に向かって投石し、警察車両を破壊している様子が明らかになっています。
これに対し警察も、抗議者らに対し発砲で応じました。
人命を奪った今回の発砲事件は、ミネアポリスで発生しました。
ミネアポリスでは昨年5月、黒人市民ジョージ・フロイドさんが警察により窒息死させられるという事件が発生しています。
フロイドさんの死は、全米で警察の人種主義的行動に対する抗議の波を引き起こし、抗議はその後数ヶ月間にわたり暴動の形で続いていました。
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