中国GDPが過去最高の伸びを記録、21年第1四半期は18.3%増 

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中国国家統計局が、今年1~3月期のGDP国内総生産が前年同期比18.3%増だったことを明らかにしました。

CNNBusinessが香港から報じたところによりますと、16日金曜に発表されたこの統計は、 中国が1992年にこうした統計を発表し始めて以降、四半期の伸び率としては過去最高だということです。

中国の今回の急成長、急回復の主因は、同国が昨年前半、新型コロナウイルスの感染拡大を抑える目的で国内経済の大部分を停止させており、前年の落ち込みの反動で上振れする「低ベース効果」だとされています。

中国政府によりますと、昨年の1~3月期の成長率は0.6%にとどまり、10~12月期の成長率は6.5%となっています。

今週前半に発表された税関統計では、中国の先月の輸入額はドル建てで前年同月比38%増を超える伸びとなり、国内需要の上向きが浮き彫りになったほか、輸出も31%近く増えました。

中国は2020年に成長を記録した唯一の主要経済国で、多くの国が新型コロナ対応に苦慮する中で2.3%の拡大を達成しており、中国当局は昨年の経済実績について「予想を上回る出来」と評しています。

 

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