イランのローハーニー大統領が、「オーストリア・ウィーンでの協議は、イランの力の強さを示すものだ。世界は今日、イランと意見を一致させ制裁解除する以外に道はないことを認めている。これはイラン国民にとって大きな成功といえる」と述べました。
ローハーニー大統領は26日月曜、経済活動家らとのグループ会談において、イラン国民に対するトランプ米前大統領の経済戦争の目的は、国家崩壊と体制の転覆にあったとして、「今日、イラン国民の抵抗、イスラム革命最高指導者の指示、これまでに行われた様々な努力によって、全世界、さらに米国自身が、経済戦争に敗北したことを認めている」と述べました。
また、世界経済を取り巻く厳しい状況にあって、経済という部門は最前線にあって抵抗してきたことに触れ、「もし我々がイランを発展させたいと考えれば、科学や経済における国の地位を上げなくてはならない」と指摘しました。
そして、知識ベース企業や輸出に軸を置いた一般経済を「抵抗の経済」の基礎のひとつとして挙げ、「国家経済を発展させようとすれば、我々は国内市場にだけ頼ることはできず、相対的なメリットを考え合わせ、一部の製品は開発、一部は輸出、一部は輸入しなければならない」としました。
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