EUが声明を発表し、オーストリア・ウィーンでの核合意合同委員会会合が1日土曜に再開されることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、EUはこの声明において、「核合意合同委員会の会議は、イラン外務省と5カ国グループの代表者ならびに、政治局長・次官級のレベルで、ウィーンで開催される」と表明しています。
またこの声明では、「ウィーンで開催されるこの合同委員会の会議の参加者らは、核合意の完全かつ効果的な実施について協議を続けることになっている」としています。
この声明によりますと、今回の会議の議長は欧州対外行動庁のエンリケ・モラ事務次長が務めることになっています。一方、イラン側の協議団はアラーグチー外務次官が代表を務めます。
核合意署名国の代表らは、過去3週間にわたってウィーンで会合を開き、核合意の再生および、米国のこの合意への復帰の可能性について協議してきました。
核合意合同委員会会合の新ラウンドは先月27日、ウィーン・グランドホテルでイランと5カ国グループの代表団の参加により開催されました。
この会議で、参加者らは対話プロセスの迅速化を決定し、制裁解除と核問題の2つの分野における専門家グループの作業を集中的かつ迅速に継続していくことで意見が一致しています。
また、制裁の解除とその後の米国の核合意復帰を実施するために必要な行動の順序について議論するために、実施措置整理に関する専門家グループとして第3のグループを結成することも決定されました。
イランの担当者は協議の過程で、交渉を迅速化し、また協議が長期間での消耗的なものにならないようにする必要性を強調しています。
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