WHO世界保健機関が7日金曜、中国のシノファーム・中国医薬集団が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用の許可に踏み切りました。
米CNNによりますと、WHOのテドロス事務局長は同日の記者会見で、シノファーム製ワクチンを緊急使用リストに加えたことを明らかにするとともに、WHOから安全性、有効性、品質について承認を受けたワクチンはこれで6製品目だとしています。
テドロス事務局長の話では、このワクチンも新型コロナワクチンの公平な分配のための国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」での購入が可能だということです。
承認までの過程では、WHOのSAGE戦略的諮問委員会が入手可能なデータを審査し、18歳以上の成人に2回接種することを勧告したとされています。
なお、WHOは既に米ファイザー・独ビオンテック製、英アストラゼネカ・韓国SKバイオ製、印セラム・インスティテュート・オブ・インディア製、米ヤンセン製、米モデルナ製の5つのワクチンに緊急使用許可を出しています。
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