パレスチナ・ガザ地区の住宅地に対する、シオニスト政権イスラエル軍の戦闘機の新たな攻撃で、パレスチナ人10名が殉教、ほか数十名が負傷しました。
イスラエルは15日土曜夜から16日日曜未明にかけて、ガザ爆撃やパレスチナ市民・民間人を狙った攻撃を継続し、ガザ地区の医療筋の発表によれば、少なくとも10人のパレスチナ人が殉教、ほか40人以上が負傷しており、殉教者数は今後さらに増えると予想されています。
こうした中、ガザ地区にある複数のパレスチナ抵抗グループも、15日正午から占領地内のテルアビブやその周辺のシオニスト入植地に対するミサイル・ロケット弾攻撃の新ラウンドを開始しており、シオニストの拠点に対するミサイル攻撃を続行しています。
抵抗勢力は今回、テルアビブからさらに離れた地域をも標的にしています。
パレスチナ・イスラム聖戦運動の軍事支部は16日、イスラエルとの今回の戦いで新型ミサイルが使用されたことを明らかにしています。
イスラエル軍は15日夜、占領地内の複数都市に対しガザ地区から278発のミサイルやロケット弾が発射された、と発表しています。
今月10日夜にイスラエルとパレスチナの間での衝突が開始されてから、現在までにシオニスト10名が死亡したほか、数十名が負傷しました。
一方で、パレスチナ赤新月社は、ヨルダン川西岸各地におけるシオニスト軍とパレスチナ人との衝突で、過去24時間に580人のパレスチナ人が負傷し、2人のパレスチナ人青年がヨルダン川西岸でのシオニストの銃撃によって殉教したことを明らかにしました。
また15日未明には、シオニストの戦闘機が事前予告なしにパレスチナ人が住むアルシャタキャンプを爆撃し、これにより2つのパレスチナ人家族の家が破壊され、6人の子供と2人の女性を含む2家族10人が殉教しています。
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