中国南西部・雲南省と内陸部・青海省で、21日金曜夜から22日土曜未明にかけて、相次いで強い地震が発生し、これまでに3人が死亡し、36人が負傷しました。
NHKが、中国地震局の発表として報じたところによりますと、日本時間の21日夜11時ごろ、南西部・雲南省の大理ぺー族自治州で、マグニチュード6.4の強い地震が発生しました。
中国新華社通信によりますと、これまでに3人が死亡し、28人が負傷したほか、住宅の屋根の一部が崩落、また外壁が崩れて道路に散らばるなどの被害が出ました。
この地震の震源の深さは8キロで、現地では余震も相次ぎ、また、家屋が倒壊したり、道路が寸断されたりする被害も出ていて、2万2000人以上が避難しているということです。
一方、日本時間の22日午前3時ごろには、内陸部・青海省のゴロク・チベット族自治州の標高4000メートル以上の地域で、マグニチュード7.4の地震が発生しました。
震源の深さは17キロで、この地震でこれまでに8人が負傷したほか、道路や橋が大きく壊れるなどの被害が出ているということで、現地の当局が確認を急いでいます。
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