第13期イラン大統領選挙の候補者らによる第2回テレビ討論が8日火曜午後、「文化、社会、政治」をテーマとして実施されました。
国際通信イランプレスによりますと、ガーズィーザーデハーシェミー候補はこの討論会で、政府の構造や、様々な分野における多数の組織の存在を批判し、政府の統治方式を再構築すべきだと述べています。
また、「イランは、内生的で国内生産力がある状態でなければならないとともに、外向的である必要もある」としました。
レザーイー候補は、「諸問題は経済を根源としており、言葉や約束だけでは解決されない」と語っています。
メフルアリーザーデ候補は、オーストリア・ウィーンでの核合意復活交渉に触れ、「すべての人々が協力し、核合意とウィーン協議を結果に導く必要がある」と述べました。
ライースィー候補は、社会正義や階層間格差の問題に触れ、これらを経済面での正しくない決定の産物だとし、「経済面での様々な可能性は、公正さに基づき分配される必要がある」としています。
ジャリーリー候補は、「国民の信頼は、責任者らの行動が改められることによって得られる」と語りました。
ザーカーニー候補は、国内の人口増加幅の減少の問題に触れ、家族の強化や、若者が結婚し夫婦が子どもをもうけるに当たっての障壁の解消を、自らの計画として挙げました。
そして、ヘンマティ候補は「全ての問題を経済的な側面から解決していく。経済やメディアにおける独占に反対し、私は権力のない声なき人々の声であり、経済界やメディア界における寡占状態に反対する」と述べています。
第13期イラン大統領選挙は、今月18日に全国で実施される予定です。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/
http://urmedium.com/c/japaneseradio