ロシアで開かれたバイカル国際映画祭で、イラン映画『くるみの木』が最優秀長編作品賞を受賞しました。
2021年バイカル国際映画祭で、イランのモハンマド・ホセイン・マフダヴィヤーン監督による『くるみの木』が、長編映画部門の3つのノミネート作品の中から最優秀作品賞に選ばれました。
今年は、ロシア、スウェーデン、ドイツ、カナダ、イラン、アルゼンチン、オーストラリア、レソト、南アフリカ、イタリアなど11の国から選ばれた39の作品がノミネートされました。
この映画祭は今年で20回目を迎え、「人々と環境」をテーマに今月8日から12日まで開催されました。
映画『くるみの木』は、イラン・イラク戦争のさなか、当時のイラクのサダーム・フセイン大統領の指示により化学兵器の攻撃にさらされたイラン北西部サルダシュトの悲劇に関する実話を題材としています。
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