日本自民党総裁に、岸田前政務調査会長が選出されました。
日本の報道各社によりますと自民党総裁選挙は、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、決選投票の結果、岸田前政務調査会長が、河野規制改革担当大臣を抑えて新しい総裁に選出されました。
岸田氏は来月4日に国会で行われる総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する見通しです。
菅総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選挙は29日水曜午後に実施され、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が立候補していました。
開票結果によりますと、有効票762票のうち岸田氏が国会議員票146票、党員票110票の合わせて256票、河野氏が255票、高市氏が188票、野田氏が63票となりました。
この結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田氏と2位の河野氏の上位2人が決選投票に進み、その結果岸田氏が国会議員票249票、都道府県票8票の合わせて257票、河野氏が170票となり、岸田氏が河野氏を抑えて、新しい総裁に選出されました。
これを受けて、自民党は、このあと臨時の役員会と総務会を開き、新しい党役員の人事を岸田氏に一任することにしています。
岸田氏は、午後6時ごろ党本部で記者会見し、今後の党運営の方針や、重点的に取り組む政策課題などみずからの見解を明らかにした後、直ちに、幹事長や総務会長など党役員人事の検討に入るものとみられます。
岸田氏は、来月4日に召集される臨時国会の冒頭で行われる総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する見通しです。
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