ロシアで、過去24時間に新型コロナウイルス感染症により852人が死亡し、1日の死者数としては過去最多となりました。
CNNがロシア・モスクワから伝えたところによりますと、ロシアのコロナ対応部局は28日火曜、過去24時間の新型コロナウイルス感染症による死者数が、1日としては過去最多となる852人となったと表明しています。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は同日、国内各地でコロナの症例数が急増している事実を認めています。
なお、これまでの最多記録は今月24日の828人でした。
米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによりますと、ロシアのこれまでの感染者数は世界で7番目に多く、累計感染者数は746万4708人、死者数は20万5531人と発表されています。
もっとも、死者数については、同国でのコロナ関連死の分類方法などから実際の人数ははるかに多いとの見方がなされています。
ロシアは世界で最初に新型コロナウイルスワクチンを承認しましたが、ほかの大多数の国に比べて国民への接種の進捗が遅れています。
公衆衛生を監視するロシア連邦消費者権利保護・福利監督局は先週、「わが国の成人1億1000万~1億1500万人のうち、ワクチン接種を受けた人は4700万人ほどにとどまり、いつ感染のペースが落ちるか予測するのは難しい」と表明しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/
http://urmedium.com/c/japaneseradio