イタリア・ナポリ近郊のパエストゥム考古学公園に対し、過去にここから古代の硬貨約200枚を接種した人物が、告解・ざんげにより窃盗を告白し、これらを返還しました。
フランス通信が22日金曜、報じたところによりますと、ざんげを行った人が、司祭にこれらの硬貨の返還を依頼してきたということです。
また、返還された硬貨208枚のうち7枚は偽物だったものの、残りの大半は紀元前3世紀〜紀元後4世紀のものとされています。
イタリアの古代遺跡から盗まれた遺物が事後数十年もたってから返還された例は、これまでにも報告されており、古代ローマ都市ポンペイ遺跡の関係者の話では、呪いを恐れて盗んだ遺物を返す人も存在するということです。
添付の写真は、今月21日にパエストゥム考古学公園より提供されたものです。
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