レバノンの首都ベイルートで24日、国産の電気自動車(EV)が披露されました。
フランス通信によりますと、エルサレムのアラビア語名にちなみ「クドス・ライズ(Quds Rise)」と名付けられた、レバノン初の国産自動車となるこのEVは、レバノン生まれのパレスチナ人実業家ジハード・ムハンマド氏のプロジェクトによるもので、販売予定価格は3万ドル(約320万円)となっています。
レバノンに本社を置くEVエレクトラの創業者であるムハンマド氏は、1年後の発売に向けて今年中に国内で最大1万台の生産を開始する見込みだと話しました。
レバノンは現在、過去数十年間で最悪の経済危機にあり、停電も頻繁に発生しているほか、輸入車の販売は記録的に低迷しています。
AIAレバノン自動車輸入組合の発表によれば、今年1月・2月の国内の新車販売台数はわずか62台で、前年同期比で約97%減少しました。
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