ドイツの首都ベルリンでメーデーの1日、デモ隊が警官隊と衝突し、警官少なくとも93人が負傷、デモの参加者354人が拘束されました。
米CNNによりますと、市当局者は2日、デモ隊は「政治的な抗議活動とは無関係」の集団だったと主張し、「平和的な抗議活動の日としてのメーデーを奪い、暴力に訴えようとした集団を容認するわけにはいかない」「私たちが暴力に屈することはない」と述べました。
警察のツイートによれば、ベルリンのノイケルン地区では1日夜、デモ隊が警官に石やびんを投げ付け、ごみ箱に放火しました。
ベルリン警察の責任者は最大1万人がデモに参加したと述べ、「デモ活動中の暴力は断じて容認できない」と強調しました。主催者側は2万人以上が参加したと発表しています。
1日の日中に市内の数カ所で開かれた集会は、ほとんどが平和的に終了しました。独RTLテレビは、グルネバルト地区で約1万人が自転車に乗り、資本主義に反対を唱えたと伝えました。リヒテンベルク地区では約200人が当局の新型コロナウイルス感染対策に抗議しました。
市内ではこれまでも、感染対策のロックダウン措置に抗議する大規模デモなどが起き、連邦当局が関係団体への監視強化を発表しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/
http://urmedium.com/c/japaneseradio