イスラム世界の目覚めの日である「世界ゴッツの日」

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今年のラマザーン月最終金曜日に当たる7日金曜は、「世界ゴッツの日」でした。

イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日は、イランイスラム革命創始者ホメイニー師の提唱により、シオニストからの聖地回復を目指すパレスチナ人との連帯を示す「世界ゴッツの日」に制定されています。

今年の「世界ゴッツの日」である7日金曜には、世界の多くの国で大行進が開催されました。

イランやその他のイスラム諸国では毎年、多くのイスラム教徒が「世界ゴッツの日」の式典や集会、大行進に参加してこの日を記念しますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、ほとんどの行事がオンラインやSNS上でのキャンペーンという形式でのみ行われました。

イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師は同日、パレスチナとの連携を目指す「世界ゴッツの日」に際して演説を行いました。

この演説でハーメネイー師は、シオニスト政権イスラエルが衰退に向かった下降を始めており、この流れは止まらないだろうとして、「強奪者政権との法にかなった戦いを続けて住民投票を受け入れさせるべきだ」と強調しました。

また、パレスチナの出来事はイスラム共同体に共通した最も重要かつ生生しい現在進行形の問題だとして、「抑圧を行う資本主義体制の諸政策は、ひとつの国民をその住居から追いやり、代わりにテロリスト政権と外から来た者たちをそこに据えた」と述べました、

イラン、イラク、インド、パキスタン、アフガニスタン、バーレーン、レバノン、シリア、ヨルダン、イエメンといった国々の一部都市では、人々が「世界ゴッズの日」を記念して車での行進や集会を行いました。

 

 

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