イランが国産ワクチン製造の進捗と韓国製ワクチン80万回分輸入を発表、先進国による買占めも非難

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イラン国会・保健医療委員会のシャフリヤーリー委員長が、80万回分の新型コロナウイルス予防ワクチンが韓国から輸入されることを明らかにしました。

シャフリヤーリー委員長はファールス通信のインタビューで、「世界では、コロナワクチンが各国政府にとっての一大政治問題と化し、もはや公正に分配されていない」と述べています。

シャフリヤーリー委員長によりますと、本来のニーズに対しイギリスはその5倍、カナダはおよそ10倍の量のワクチンを備蓄しており、他国への分配のためにそれらをWHO世界保健機関に渡そうとしない、ということです。

同委員長はまた、「およそ100カ国がこれまでワクチンを全く受け取っておらず、また輸入できていない」としました。

そして、「イランでのワクチン製造プロセスは、うまく進んでいる」と語っています。

この発言がなされた現在、イランでは1ヶ月あたり300万回分を大量生産できる国産ワクチンCoviran Barakatの第1製造ライン製造ライン準備第1段階が終了目前となっています。

なお、イランではこのワクチンの人体臨床試験の第2・第3段階も成功裏に継続されています。

 

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