イスラエルのガザ攻撃で数十名が殉教、百名以上が負傷、パレスチナ側はミサイルで報復

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パレスチナ・ガザ地区北部と南部に対するシオニスト政権イスラエルの戦闘機の攻撃で、子ども複数名を含むパレスチナ人24人が殉教、ほか103人が負傷しました。

IRIB通信によりますと、イスラエル軍の空爆でガザ地区内の一部区域では停電が生じています。

パレスチナのヨルダン川西岸および、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムなど一部の地域では12日月曜夜、聖地とガザ住民を支持する複数のデモが開催されましたが、これはイスラエル軍の攻撃により暴力に発展し、この衝突でパレスチナ人714人が負傷しました。

パレスチナの抵抗グループは、聖地やアクサーモスクへのイスラエルの侵略に反応し、シオニスト入植地や聖地に向けて数十発のミサイルを発射しており、これは現在も続行されています。

イスラエル軍は、「11日火曜未明、150発のミサイルがガザ地区から同地区に隣接する、占領地の複数の入植地に発射された。ミサイル防衛システムがこれらのミサイルのうち数十発を追跡し撃墜できた」と主張しています。

こうした中、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長は、「占領軍が、聖地やアクサーモスクでのテロ行為をやめなければ、我々は侵略者との対決を継続する」と語りました。

イスラエルに対する抵抗勢力のミサイル攻撃によるプレッシャーは功を奏し、イスラエル軍はアクサーモスクの境内を開放し、数千人のパレスチナ人が同モスクの境内で朝の礼拝を実施しています。

聖地内のアクサーモスクとその周辺区域は過去数日間から11日にかけて、イスラエル軍の激しい攻撃を受けています。

イスラエルは聖地のユダヤ化および、市内や自宅からのパレスチナ人の強制退去といった政策を続ける中、アラブ・イスラム系住民を地区外に移住させて、パレスチナ人にシオニスト入植者を取って代える作業を行っています。

 

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