インドネシアと東ティモールを襲った熱帯低気圧「セロジャ」による豪雨での死者が、合計で少なくとも157人に達しました。
フランス通信が6日火曜、両国の当局の個別の発表として報じたところによりますと、この豪雨により、依然として70人以上が行方不明だということです。
インドネシアの防災当局は、東ティモール近くの離島群で130人が死亡したと発表している一方で、東ティモール当局の発表では、同国の死者は27人となっています。
インドネシアの救助隊は70人以上の行方不明者の捜索を急いでおり、重機を投入して大量の土砂などの除去を進めています。
また、今回の豪雨により大量の土砂や倒木で家々が埋没し、多くの住民が避難を余儀なくされています。
当局によりますと、多数の民家や病院、橋などが一部損傷または全壊する被害が出ており、1万人以上が避難しているということです。
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