各国がワクチンの購入をめぐって競争する中、キューバは、ワクチンの入手が困難な国々へ向けて、自国製ワクチンの送付の意向を示しています。
フランスの国際ニュース専門チャンネル・フランス24によりますと、キューバでは国境の再開と国内での健康対策の規模の縮小に伴って新型コロナウイルスのパンデミックが拡大したことを受け、政府が少なくとも4種類のワクチンの製造をその国家事業に含めました。
これらのワクチンの1つは、製造段階で(開発過程が)他のワクチンに一歩先んじており、現在実験段階にあります。キューバは、ラテンアメリカ諸国の中で唯一、新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発に取り組んできた国です。
この報道によりますと、キューバには再び流行のピークが訪れています。
今年1月中旬以降、キューバ国内では毎日平均800人の新しい感染者が確認されています。
世界各地に多数の医師を派遣するというキューバ政府の措置は、さまざまな政府や国際社会から歓迎されています。
最新の統計によりますと、キューバではこれまでに3万2011人が新型コロナウイルスに感染し、233人が死亡しています。
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