韓国でワクチン副反応が新たに860件 接種後の死者計6人に

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韓国で、新型コロナウイルスワクチン接種による副反応とみられる症状が5日午前0時までに新たに860件報告され、接種後の死者が計6人になりました。

韓国のヨンハプ通信が政府中央防疫対策本部の報告をもとに伝えたところによりますと、この件数には、死亡1件と、強いアレルギー反応の「アナフィラキシー」のような症状が6件、けいれん1件が含まれています。同国では、2月26日に接種を開始して以降、副反応の報告は累計1578件、接種後の死者は6人にそれぞれ増えました。

副反応としてけいれんが報告されたのは初めてとなり、中央防疫対策本部は現在、ワクチン接種後の死亡やアナフィラキシーなどの深刻なケースについて調査を進めています。

新たに副反応が報告された860件のうち856件は英アストラゼネカのワクチンで、残りの4件は米ファイザーのワクチンでした。ファイザー製はこれまでのところ、重い副反応は報告されていません。

今回死亡が報告されたのは療養型病院に入院していた韓国・ソウル市の60代の男性で、2日に英アストラゼネカのワクチンの接種を受け、54時間後の4日夜に亡くなりました。市は疫学調査を実施中で、5日のうちに疾病管理庁や民間の専門家と会議を開いて死亡とワクチン接種の因果関係を評価する予定です。

 

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